対象年齢:乳歯列期(3歳から6歳前後)

7歳前後で永久歯へと生え変わりが始まります。この時期に歯ならびを気にされる方が増えてきます。歯ならびが悪くなる原因はうまれてからの生活習慣が大きくかかわっています。
インファントクラブでは早ければ3歳から正しいお口の機能(呼吸・嚥下・姿勢)へと導くことをサポートしています。
上あごの成長がピークを迎えるのは6歳までに80%と言われています。早期から、マイオブレース・システムを用いて正しいお口の機能(呼吸・嚥下・姿勢)へと改善を促すトレーニングで口ぽかんなどの悪習癖の改善を行います。

悪い歯ならび見本

叢生

歯が生える場所が足りなかったりして、歯がでこぼこに生えている状態のことです。また、「捻転(歯が正面を向かずにねじれて生えている)」というものもあります。下あごの前歯部がガタガタになっている4~6歳のこどもが増えています。

開咬・オープンバイト

奥歯をしっかり噛んでも前歯が咬み合わずに 上下の歯にすき間ができてしまう咬み合わせのこと(逆に前歯を咬み合わせても奥歯がかみ合わない場合もあります)。指しゃぶりや舌がでる癖、鼻閉塞(鼻炎・アデノイド・扁桃肥大)が原因の場合があります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯列が下の歯列に覆ったような状態で見えなくなってしまっていることをいいます。これは、上の前歯が下の前歯に対してかみ合わせが深くなっていることが原因です。過蓋咬合の場合は、下あごの前歯がガタガタであったり、下あごが後退していることが多いです。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる「出っ歯」といわれるものです。上顎の過成長、あるいは下顎が上顎より奥に引っ込んでいる状態のことです。

下顎前突(かがくぜんとつ)

「受け口」といわれるもので、骨格的に下顎が大きい状態のことです。最近、遺伝性でない受け口のこどもが増えてきています。

正しい成長をしているか検査してみませんか?

お口ぽかんや歯並びが悪いなどが気になるママ・パパへ朗報です(3歳から検査できるようになりました)顎顔面の成長だけでなく呼吸・姿勢・飲込み方・発音などの機能が間違って身についていないかを調べることができます。

口腔内写真・インジケーターラインの計測
噛み合わせや空隙、上顎の形を確認していきます。下方に成長していると、噛み合わせや、上あごの形が深くなってしまいます。また、どれだけ下方に成長してしまっているか数値として調べるためインジケーターライン(上顎の中切歯の切端と鼻尖との距離)を測定します。
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呼吸・口唇閉鎖力検査
鼻呼吸が正しく行えていないと、全身の健康に影響が出るだけでなく、舌の位置が乱れてしまい正しく飲み込むことができなかったり、姿勢の乱れにも繋がります。検査では、習慣的な呼吸の仕方とマウスピースを装着した時の呼吸の違い、姿勢の違いを確認していきます。 また、お口を閉じる筋肉がしっかり備わっているのか唇を閉じる力も計測します
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レントゲン撮影
顎の中では大人の歯が形成されているので28本過不足なく作られているかを確認します。また、CTを導入しているので、気道の体積を調べることができるようになりました。気道の体積が狭いと鼻呼吸がしにくい環境のため口呼吸を誘発させる原因に繋がります。
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発音
お口周りの筋肉や舌の筋肉が発達していないと、発音時に間違った筋肉の使い方をしてしまいます。下が飛び出るような喋り方、聞き取りにくい発音・滑舌は間違った発音の仕方のサインです。舌や上下の唇が正しく使えているかどうかやお口ぽかんの有無も調べていきます。また、検査は母子分離で行うためお子様が自立して受け答えできるかも確認することができます。
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