キッズヘルスプランってなあに?

キッズデンタルスタジオってどんなところ?

キッズデンタルスタジオではお子さまを健康に導くための幼少期からの正しい発育を細かく年齢に分けて行っています。

歯の衛生状態だけではなく、口腔機能の発達は、これから大人へと成長する過程で特に幼少期が大切です。0歳から、成長のピークを迎える8歳くらいまでの学びが、特に大切と考えます。 呼吸、嚥下 姿勢、毎日当たり前に何回もしていることが、間違わないように 早期から正しい知識を身につけて、健康で笑顔の素敵な、なんにでも挑戦できる、たくましい子どもへと成長してほしいとおもいます。

生命活動の3S(息育・食育・足育)を正しく身につける方法は 0歳からすでに始まっているのです。その時期の発達、にあわせて、ママパパが学ぶことで、たのしく、正しく、育児ができると考えます。

子どもが正しく成長するには、ご家族の協力が必要です。当医院が家族でお通いいただいている理由はここにつながっています。

育児書などには、決してのっていない大切なことを学びましょう

お口の中の歯の生え方はその子の成長の時計です。皆が同じ月齢、年齢で同じではないのです。「あの子はできるのに、うちの子はできない」など比べる必要はありません。その時にできることは同じ年齢で区切ることができない、その子の成長に合わせるべきです。それがお子様のお口の成長(歯の生え方)で全く変わります。

近年6歳で生えるはずので永久歯が8歳になって生えてこない子も多くなってきています。この萌出遅延は原因があるのです。その原因を作るのが正しい嚥下・呼吸・姿勢に深く関わっています。

育児書などには、決してのっていない大切なことを保護者の方は知らないままに、成長をしてしまってる子どもたちが多く来院されています。国民病と言われているくらい現代では問題になっている、お口ぽかんのこどもたちです。正しい鼻呼吸ができず、常にお口で呼吸をしています。お口で呼吸をするとなかなか鼻呼吸に戻せなくなります。お口から雑菌やほこり、花粉、など入ると体が反応し、風邪をひきやすくなったり、鼻炎やアトピーなどの症状が出やすくなることがあるといわれています。

また低舌位となると、上あごが広がらず、歯並びが悪くなったり、お顔の骨の成長方向が前方へ成長しずらくなります。大人になっても口呼吸が続くといびきがひどくなったり、睡眠時無呼吸症になったりする場合があります。

生命活動の3Sとは?

呼吸・嚥下・姿勢は息育・食育・足育といった生命活動にとって大切な基本です。(生命活動3S)自然に身につかず学習しながら乳幼児期から身につけていくものなのです。特に乳幼児期は、保護者の抱っこの仕方や離乳食のスプーンのあげ方、など、毎日の育児での取り組みが深くかかわってくると思われます。

キッズヘルスプランが細かく年齢にわかれてるのは、その時期に身につけるべき大切なことを保護者の方にしっかりと学んでいただきたいからです。

私たちは、お口の中の成長にあわせて、呼吸、嚥下 姿勢を指導しながら、こどもたちが、将来健康に育ち、はつらつと何にでも、挑戦できる明るく、素敵なお顔立ちに育てほしいと願っています。お子さまと保護者のかたの協力で導いていく取り組みを行っています。

正しい知識と毎日の習慣で正しい成長に導く

歯が自然にならばない子どもたちが増えています。歯ならびが悪くなる原因をご存じでしょうか。うまれた時から歯ならびが良い子なんていません。すべてはうまれてからの生活習慣が大きくかかわっています。

わたしたちはきれいな歯ならびを育成することはもちろんですが、お子さんの発達に応じた「食べる」「話す」「呼吸する」といった基本的な社会機能の育成をしています。 

誤った機能を習得してしまうことにより、頭蓋・顎顔面・口腔の発育に誤った成長を促してしまい、「歯ならびが悪くなる」「鼻がつまりやすい」「鼻呼吸がきちんとできていない」といった症状が起きてしまいます。

このようなことにならないようお子さまと保護者の方には、その時必要な正しい育て方の知識知っていただくことと、正しい機能が身につくようにトレーニングを習得してもらい、お子さまを健康に育てていくサポートをしています

悪い歯ならび見本

叢生

歯が生える場所が足りなかったりして、歯がでこぼこに生えている状態のことです。また、「捻転(歯が正面を向かずにねじれて生えている)」というものもあります。下あごの前歯部がガタガタになっている4~6歳のこどもが増えています。

開咬・オープンバイト

奥歯をしっかり噛んでも前歯が咬み合わずに 上下の歯にすき間ができてしまう咬み合わせのこと(逆に前歯を咬み合わせても奥歯がかみ合わない場合もあります)。指しゃぶりや舌がでる癖、鼻閉塞(鼻炎・アデノイド・扁桃肥大)が原因の場合があります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯列が下の歯列に覆ったような状態で見えなくなってしまっていることをいいます。これは、上の前歯が下の前歯に対してかみ合わせが深くなっていることが原因です。過蓋咬合の場合は、下あごの前歯がガタガタであったり、下あごが後退していることが多いです。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる「出っ歯」といわれるものです。上顎の過成長、あるいは下顎が上顎より奥に引っ込んでいる状態のことです。

下顎前突(かがくぜんとつ)

「受け口」といわれるもので、骨格的に下顎が大きい状態のことです。最近、遺伝性でない受け口のこどもが増えてきています。

正しい成長をしているか検査してみませんか?

お口ぽかんや歯並びが悪いなどが気になるママ・パパへ朗報です(3歳から検査できるようになりました)顎顔面の成長だけでなく呼吸・姿勢・飲込み方・発音などの機能が間違って身についていないかを調べることができます。

口腔内写真・インジケーターラインの計測
噛み合わせや空隙、上顎の形を確認していきます。下方に成長していると、噛み合わせや、上あごの形が深くなってしまいます。また、どれだけ下方に成長してしまっているか数値として調べるためインジケーターライン(上顎の中切歯の切端と鼻尖との距離)を測定します。
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呼吸・口唇閉鎖力検査
鼻呼吸が正しく行えていないと、全身の健康に影響が出るだけでなく、舌の位置が乱れてしまい正しく飲み込むことができなかったり、姿勢の乱れにも繋がります。検査では、習慣的な呼吸の仕方とマウスピースを装着した時の呼吸の違い、姿勢の違いを確認していきます。 また、お口を閉じる筋肉がしっかり備わっているのか唇を閉じる力も計測します
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レントゲン撮影
顎の中では大人の歯が形成されているので28本過不足なく作られているかを確認します。また、CTを導入しているので、気道の体積を調べることができるようになりました。気道の体積が狭いと鼻呼吸がしにくい環境のため口呼吸を誘発させる原因に繋がります。
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発音
お口周りの筋肉や舌の筋肉が発達していないと、発音時に間違った筋肉の使い方をしてしまいます。下が飛び出るような喋り方、聞き取りにくい発音・滑舌は間違った発音の仕方のサインです。舌や上下の唇が正しく使えているかどうかやお口ぽかんの有無も調べていきます。また、検査は母子分離で行うためお子様が自立して受け答えできるかも確認することができます。
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成長に合った予防や改善のためのトレーニングを実施しています

対象年齢:0歳から2歳

対象年齢:2歳6か月から3歳6か月

対象年齢:4歳から6歳前後

対象年齢:6歳から9歳前後